
「推しのユニットの概念ど真ん中なテーマが発表されたけれど、口コミを見るとちょっと不安……」そんな風に悩むことはありませんか?
今回は、新宿ヒルトン東京の「メトロポリタングリル」で開催中の『アダムとイブのミートアフタヌーンティー』へ行ってきました!
今回は、新宿ヒルトン東京の「メトロポリタングリル」で開催中の『アダムとイブのミートアフタヌーンティー』へ行ってきました!
「アダムとイブ」、そして「デカダント」……そう、我らが『Eden』の概念空間です。
以前、このブログで夢の島熱帯植物館のイベントレポートを書かせていただきましたが、あの時の感動が今度は美食となって具現化されました。
以前、このブログで夢の島熱帯植物館のイベントレポートを書かせていただきましたが、あの時の感動が今度は美食となって具現化されました。

なお、今回は少し趣向を変えて、前半は「創世記になぞらえたコース解説」、後半は「これから行く方に向けた実用的な攻略法(Tips)」と分けて書いています。
「ホテルのリアルな注意点だけ知りたい」という方は、目次から選んで飛んでいただいても全く問題ありません!
そもそも「アダムとイブ(創世記)」ってどんなお話?
今回のアフタヌーンティーを楽しむために、旧約聖書の「アダムとイブ」の物語をざっくりおさらいしておきましょう。
- 【舞台】完璧な楽園「エデンの園」:神様はアダムとイブの二人のために、飢えも争いもない美しく豊かな理想郷「エデンの園」を用意し、彼らをそこに住まわせました。
二人は無垢な存在であり、裸でいても恥ずかしいという感情すら知りませんでした。 - 【絶対のルール】禁断の果実:エデンの園にある果実はどれでも自由に食べてよかったのですが、神様はたった一つだけルールを決めます。
それは「園の中央にある『善悪の知識の木の実』だけは絶対に食べてはいけない。食べたら死んでしまう」というものでした。 - 【悲劇の始まり】狡猾な「蛇」の誘惑:しかし、野の生き物の中で最も狡猾だった「蛇」がイブに近づき、「その実を食べても死なないよ。
むしろ神様のように賢くなれるよ」とそそのかします。
誘惑に負けたイブはその実(一般的に赤いリンゴとされます)を食べてしまい、アダムにも分け与えてしまいます。 - 【結末】楽園追放:禁忌を破り「善悪の知識(=罪)」を得た二人は、自分たちが裸であることに羞恥心を覚えます。
約束を破ったことを知った神様は怒り、二人を完璧な楽園であるエデンの園から永久に追放してしまいました。

このあらすじ(非常にざっくりですが)を頭の片隅に置いていただくと、今回のメニューがいかにオタク心をくすぐる仕上がりになっているかお分かりいただけるかと思います。
朗読劇で紐解く…?概念フルコースの全貌
コースのメニューを眺めていると、以前の植物園のイベントでEdenの4人が朗読した「旧約聖書(創世記)」の時系列と見事にリンクしていることに気がつきました。
あの夜の植物園での朗読劇を振り返りながら、勝手に概念解説をしていきます。
あの夜の植物園での朗読劇を振り返りながら、勝手に概念解説をしていきます。
第1章:純真無垢な楽園と、豊穣の川(日和・凪砂パート)
「また主なる神は、見て美しく、食べるに良いあらゆる木を土から生えさせ……」(日和の朗読)
「また一つの川がエデンから流れ出て園を潤し……その地の金は良く……」(凪砂の朗読)
序盤を飾る「ファースト・ハーベスト(生ハムののったスコーン)」や「黄金の恵み(エビパン)」、「甘美なサーモンタルタル」は、まさに罪が入る前の美しい楽園と豊穣の川。
「美しく輝かしい理想郷」と、楽園から世界へ流れ出す豊かな実りを体現しているようにも思えます。
「美しく輝かしい理想郷」と、楽園から世界へ流れ出す豊かな実りを体現しているようにも思えます。

第2章:最も狡猾な「蛇」の誘惑(茨パート)
「さて、主なる神が造られた野の生き物のうちで、へびが最も狡猾であった。」(茨の朗読)
エデンの園になぜか登場するうなぎのもなか、「背徳のひと口」。
「なぜ急にうなぎ…?」と一瞬戸惑いましたが…うなぎ、そして料理名「背徳のひと口」…つまりこれは「蛇」のメタファー…!?
いくらなんでも、ホテルのアフタヌーンティーで本物のヘビ肉を出すわけにはいきませんからね…。
いくらなんでも、ホテルのアフタヌーンティーで本物のヘビ肉を出すわけにはいきませんからね…。

そこでシルエットが似ている高級食材のうなぎを代用し、ご丁寧に「背徳のひと口」と名付けるシェフの遊び心。(そう意図しているかは不明ですが)
純粋無垢なアダムとイブを唆す「蛇」という狡猾な存在を、ここでしっかりと思い出させてくれます。
第3章:Eveの成り立ちと「禁断の果実」(ジュンパート)
「しかし善悪を知る木からは取って食べてはならない。それを取って食べると、きっと死ぬであろう。」(ジュンの朗読)
蛇の誘惑により、いよいよ「禁断の果実(リンゴ)」を口にします。
今回登場したのは、赤と白、2つの禁断の果実。
今回登場したのは、赤と白、2つの禁断の果実。

赤いリンゴはその名も「禁断の果実」。フォアグラのムースが入ったチェリーコンポート。
チェリーの甘い香りの奥から、フォアグラの強烈でねっとりとした濃厚さが印象的です。
チェリーの甘い香りの奥から、フォアグラの強烈でねっとりとした濃厚さが印象的です。

一方、金箔が散りばめられた白いリンゴ「カモミール香るホワイトアップル」は、口の中にふわりと優しい香りが広がります。
強烈なクセのある赤のリンゴと、優しい甘さで誘う白のリンゴ。
どちらも間違いなく楽園追放のきっかけであり、「Eden」誕生の原点です。
この強烈なコントラストに、しっかりと罪の味を刻み込まれました。
どちらも間違いなく楽園追放のきっかけであり、「Eden」誕生の原点です。
この強烈なコントラストに、しっかりと罪の味を刻み込まれました。
第4章:楽園追放の悲劇。「偽物」になった楽園
スイーツもどれも繊細で美味しかったのですが、ここで一つ事件が起きました。
タルトの上にちょこんと乗った、みずみずしい緑色の果実。に見えますが、なんとこれ、マスカットの形に絞られて緑色に色付けされた「ただのクリーム」だったんです…!

そう、思い出してください。
私たちは直前のメニューで、すでに「禁断の果実(赤と白のリンゴ)」を食べてしまっているのです。
私たちは直前のメニューで、すでに「禁断の果実(赤と白のリンゴ)」を食べてしまっているのです。
禁忌を破った結果どうなるか……そう、『楽園追放』、です。
かつては確かにそこにあったはずの、瑞々しく美しい本物の楽園(マスカット)。
しかし、罪を犯してエデンの園から追放された私たちにとって、それはもはや永遠に手に入らない幻となり、作り物の「偽物」へと姿を変えてしまったというわけです…多分…。
しかし、罪を犯してエデンの園から追放された私たちにとって、それはもはや永遠に手に入らない幻となり、作り物の「偽物」へと姿を変えてしまったというわけです…多分…。

さらに恐ろしいことに、「直前に『善悪の知識の実』を食べて知恵をつけてしまったからこそ、これが『偽物だ』と見抜けるようになってしまったのでは……?」という残酷な考察にも行き着いてしまいました。
まだ無垢なままなら「甘くて美味しい」と無邪気に喜べたのに、知恵(=罪)を得たがゆえに「本物ではない」と気づいてしまう絶望。
そう考えると、一見ただのコストカットに思えるこのフェイク・マスカットすらも、楽園追放の悲劇を演出するシェフの緻密なストーリーの一部に思えてきませんか…?(こじつけすぎる)
そう考えると、一見ただのコストカットに思えるこのフェイク・マスカットすらも、楽園追放の悲劇を演出するシェフの緻密なストーリーの一部に思えてきませんか…?(こじつけすぎる)
最終章:そして新世界へ…『エデンの饗宴』
幻の楽園(偽マスカット)に別れを告げ、「ついに楽園を追放されてしまった…」と感傷に浸っていると、いよいよ熱々のメインディッシュが運ばれてきました。
シェフ特製ビーフウェリントン、その名も『エデンの饗宴』。
We' ll take you to the new place where everyone can feel our love.
(皆が僕たちの愛を感じられる、新世界へと導こう)『The Bible of The “Eden”』歌詞より
創世記の神様からは楽園を追い出されてしまいましたが、Edenの楽曲「The Bible of The “Eden”」によれば、「禁忌破り」は罪ではなく、彼らEdenが統べる新しい世界への「扉」です。

楽園追放という絶望の先に待っていたのは、もはや神話を更新し、自らが創造主となった彼らが招き入れてくれた至福の祝宴でした。
熱々に焼き上げられたバター香るサクサクのパイ生地の中からは、しっとりと美しいロゼ色に輝く分厚い牛フィレ肉。
一口食べると、柔らかなお肉の旨みと芳醇なトリュフの濃厚な香りが口いっぱいに広がります。
一口食べると、柔らかなお肉の旨みと芳醇なトリュフの濃厚な香りが口いっぱいに広がります。
圧倒的で力強い「本物」の美味しさ……!
与えられた箱庭を飛び出し、自らの手で切り拓いた新世界の味は、こんなにも豊かで最高に美味しいのだと実感させてくれる大満足の一皿でした。
与えられた箱庭を飛び出し、自らの手で切り拓いた新世界の味は、こんなにも豊かで最高に美味しいのだと実感させてくれる大満足の一皿でした。
……と、こんな風に想像力(妄想力?)さえあれば、120%楽しめる『アダムとイブ』の概念空間。

とはいえ、私たちが今いるのはエデンの園ではなく、現実世界のヒルトン東京です。
「Edenの概念だから」と、今回初めてホテルのアフタヌーンティーに行く皆様が、リアルなシステムや雰囲気に戸惑ってしまわないよう、自らの反省点や改善点も含め、ここからは現実的な攻略法をお伝えしたいと思います…!
これから『エデンの園』へ向かう方へ。知っておきたい攻略法
概念としては最高なのですが、「ホテルのアフタヌーンティー」として楽しむための注意点と対策がいくつかあります。
取り皿はクッキーコーナーで:
飾り皿(ナプキンが載せられているお皿)が下げられた後、なぜか取り皿が来ません…(笑)。
セルフドリンクコーナーにあるの食べ放題クッキー用の小皿を活用しましょう。
飾り皿(ナプキンが載せられているお皿)が下げられた後、なぜか取り皿が来ません…(笑)。
セルフドリンクコーナーにあるの食べ放題クッキー用の小皿を活用しましょう。
写真の余白を埋めよう:
スタンドが串刺し型でこぢんまりしており、テーブルクロスもないため、私の写真のように「余白」が目立ちがちです。
ティーカップやティーポット、クッキーのお皿を末広がりに配置して画角を埋めましょう。
スタンドが串刺し型でこぢんまりしており、テーブルクロスもないため、私の写真のように「余白」が目立ちがちです。
ティーカップやティーポット、クッキーのお皿を末広がりに配置して画角を埋めましょう。

また、セルフではなくオーダー式のカフェラテ(ホット)はラテアートが施されてきたのでおすすめです。
追加課金が必要になりますが、「イブ」や「エデン」などカクテルも頼むとテーブルの上が華やかに。
追加課金が必要になりますが、「イブ」や「エデン」などカクテルも頼むとテーブルの上が華やかに。
ファミレス感は「ぬい撮りがしやすい」と前向きに:
席間隔が狭く、ドリンクやクッキーがセルフサービスでガヤガヤしていますが、逆に言えばぬいを出して撮影するハードルはめちゃくちゃ低いです。
席間隔が狭く、ドリンクやクッキーがセルフサービスでガヤガヤしていますが、逆に言えばぬいを出して撮影するハードルはめちゃくちゃ低いです。

席間隔が狭く、人はほぼ確実に写り込んでしまうため、壁のサイド席やボックス席を希望する等、予約時に相談してみてもいいかもしれません(混雑状況によっては難しいようですが)。
ヒルトン・オーナーズ会員になって割引を活用!:
内容や雰囲気代を考慮すると税・サ込8,400円は少しお高めに感じますが、無料で登録できる「ヒルトン・オーナーズ」会員になり、ヒルトン公式サイトから直接予約すると割引(約10%オフ)が受けられます。お会計の際にメンバーの番号を伝えましょう。
内容や雰囲気代を考慮すると税・サ込8,400円は少しお高めに感じますが、無料で登録できる「ヒルトン・オーナーズ」会員になり、ヒルトン公式サイトから直接予約すると割引(約10%オフ)が受けられます。お会計の際にメンバーの番号を伝えましょう。
また、OZ mallなどの予約サイトでもセールをやっていれば、活用しましょう(OZ mall割引とヒルトン会員割引はおそらく併用不可ですので注意)。

総括:メトロポリタングリル
「Eden」の概念を全身で感じながら、美味しいお料理とぬいたちを一緒に撮影できて、とても楽しい空間でした!
もし今回はじめてアフタヌーンティーに参加する皆様がいらっしゃったら、この世界はまだまだ奥が深いことをお伝えしたいです。
ふかふかのソファに広々とした空間、スタッフさんが絶妙なタイミングで紅茶を注ぎに来てくれる、非日常感を存分に味わえる至福の空間もたくさんあります。
これを機会に、ぜひこれからも色々な会場へ可愛いぬいたちを連れて、奥深い世界を体験してみてくださいね!
メトロポリタングリル
- 撮影のしやすさ
- カジュアルな雰囲気でサッと出しやすい。余白は小物で
- 映え度
- スタンドが少しこじんまりとしているため、ティーカップやポットを活用するなど、配置に工夫が必要。
- 味の満足度
- 本格的な牛フィレ肉はできたてを提供。スイーツのマスカットには要注意。
- 概念を感じられる度
- まさにEdenの概念。噛み締めながら撮影と食事をお楽しみください。
- 住所
- 東京都新宿区西新宿6-6-2 ヒルトン東京 2F
- アクセス
- 地下鉄丸ノ内線「西新宿駅」C8出口より徒歩約2分
予約内容・料金はリンク先でご確認ください。
※営業時間・定休日・メニュー内容は変更となる場合があります。ご来店前に店舗にご確認ください。