
こんにちは。 先日、あんスタのフレグランスの試香会に行ってきました…!
今回は新ユニット「MELLOW DEAR US」の4人のフレグランスにフォーカスしてレポート。
私自身、第1弾の香水を数本所持して愛用しているのですが、どれもキャラクターの概念をしっかり香りに落とし込んだ、素晴らしい仕上がりでした。
だからこそ、今回の第2弾にも「キャラクターの本質をどう表現してくるのか」と、期待を抱いて試香会へ。
今回は新ユニット「MELLOW DEAR US」の4人のフレグランスにフォーカスしてレポート。
私自身、第1弾の香水を数本所持して愛用しているのですが、どれもキャラクターの概念をしっかり香りに落とし込んだ、素晴らしい仕上がりでした。
だからこそ、今回の第2弾にも「キャラクターの本質をどう表現してくるのか」と、期待を抱いて試香会へ。

実際に現場で嗅ぎ取った直感と、事前に発表されていた香料の構成表を照らし合わせると……そこには、ビジュアルやパブリックイメージからは想像もつかない、新たな魅力の発見がありました。
ATTENTION
香りの感じ方について:今回の試香会では、あらかじめ専用の瓶に香水を含ませた状態で展示されていました。
トップ・ミドル・ラストノートの境界が曖昧になっているため、嗅いだタイミングによって香りの印象が大きく異なる場合がございます。 独自の考察について:本記事は、筆者個人の推測やキャラクター考察を多分に含んでいます。
とりわけ「香りが暴く裏の顔」のパートはその側面が強いため、解釈が合わないと感じた場合は適宜読み飛ばしてお楽しみください。
小鹿ジュイス:爽やかな果実の甘さが溶け合う、ピュアなサボンの香り
爽やかな柑橘と瑞々しいフルーツの甘さに、落ち着きのあるラベンダーのアロマティックなニュアンスとムスクの優しさが響き合う、クリーンで清潔感のあるサボンの香り。
(公式の解説文より)【香りの構成】
Top:Lemon / Lime / Cassis / Peach / Juniper Berry
Middle:Leafy Green / Muguet / Rose / Cyclamen / Jasmin / Gardenia / Lavender / Violet
Last:Amber / Musk / Iris / Moss / Balsam
▼ 構成から予想される香り
爽やかな柑橘から始まり、中盤は非常に豊かでクラシカルなフローラルへ。
この美しく隙のない展開は、まさにジュイスの「完璧なアイドル」「万能リーダー」としての姿に重なります。
しかし最後は苔(モス)や樹脂(バルサム)といったかなり重厚で神秘的な着地を見せるため、ただの爽やかな印象では終わらない、複雑な構成です。
爽やかな柑橘から始まり、中盤は非常に豊かでクラシカルなフローラルへ。
この美しく隙のない展開は、まさにジュイスの「完璧なアイドル」「万能リーダー」としての姿に重なります。
しかし最後は苔(モス)や樹脂(バルサム)といったかなり重厚で神秘的な着地を見せるため、ただの爽やかな印象では終わらない、複雑な構成です。
【実際の第一印象】
実際に試してみると、構成表に「アップル」の文字は一切ないのに、「爽やかなグリーンアップル」のような清潔感のある香りに、仄かな甘さが漂う、誰からも好かれそうな「王道の良い香り」でした。以下に、細かく検証(完全なる妄想注意です)をしていきます。
実際に試してみると、構成表に「アップル」の文字は一切ないのに、「爽やかなグリーンアップル」のような清潔感のある香りに、仄かな甘さが漂う、誰からも好かれそうな「王道の良い香り」でした。以下に、細かく検証(完全なる妄想注意です)をしていきます。

【香りが暴く裏の顔】
1.成分表のトリック:なぜ「グリーンアップル」が香るのか?
1.成分表のトリック:なぜ「グリーンアップル」が香るのか?
(1)香りの錯覚が生み出す「完璧に爽やかな」仮面
アップルが入っていないのに青りんごのような香りがした理由。
それは、Topの【Lemon / Lime(酸味)+ Peach(甘み)+ Cassis(渋み)】と、Middleの【Leafy Green(青み)】が混ざり合うことで生み出される「香りの錯覚」だと思われます。
この複雑なブレンドが、誰からも愛される「完璧に爽やかな」仮面を精巧に作り上げています。
アップルが入っていないのに青りんごのような香りがした理由。
それは、Topの【Lemon / Lime(酸味)+ Peach(甘み)+ Cassis(渋み)】と、Middleの【Leafy Green(青み)】が混ざり合うことで生み出される「香りの錯覚」だと思われます。
この複雑なブレンドが、誰からも愛される「完璧に爽やかな」仮面を精巧に作り上げています。
(2)完璧なリーダーが隠す「重すぎる献身」
ストレートにアップルを使わず、複雑に香りを反応させて「誰からも愛される顔」を完璧に作り出す。
これは、アイドルとしての才能の塊であると同時に、どこか寂しい歪みをも感じさせます。
才能に溢れていながら、それは決して「自分の内側から湧き出る純粋な衝動」として用意されたものではない。
実家の複雑な思惑であったり、あるいは、強く想う『誰か』のために、自身のすべてを精巧にコントロールして「完璧なアイドル」を演じている…。
そんな、ジュイスの抱える複雑な背景が、この香りのトリックそのものに透けて見えるような気がしてなりません。
ストレートにアップルを使わず、複雑に香りを反応させて「誰からも愛される顔」を完璧に作り出す。
これは、アイドルとしての才能の塊であると同時に、どこか寂しい歪みをも感じさせます。
才能に溢れていながら、それは決して「自分の内側から湧き出る純粋な衝動」として用意されたものではない。
実家の複雑な思惑であったり、あるいは、強く想う『誰か』のために、自身のすべてを精巧にコントロールして「完璧なアイドル」を演じている…。
そんな、ジュイスの抱える複雑な背景が、この香りのトリックそのものに透けて見えるような気がしてなりません。
2.エスと瓜二つな「理想のアイドル像」
そして驚いたのが、同じナイスPから生み出された「Special for Princess!」の「エス」の香水と、香りの構成が大変似ていることです。
私はエスの香水を所持しているのですが、実際のところ、第一印象としてはかなり似ていました。
比較のためにエスの構成を見てみましょう。
そして驚いたのが、同じナイスPから生み出された「Special for Princess!」の「エス」の香水と、香りの構成が大変似ていることです。
私はエスの香水を所持しているのですが、実際のところ、第一印象としてはかなり似ていました。
比較のためにエスの構成を見てみましょう。
参考:エスの香水構成
Top:Lemon / Lime
Middle:Leafy green / Aqua / Muguet
Last:Rose / Geranium / Jasmin / Muguet / Violet
ジュイスのTop〜Middleに含まれる【Lemon / Lime / Leafy Green / Muguet / Rose / Jasmin / Violet】が、エスの構成要素をすっぽりと網羅しているのが分かります。
エスプリのリーダーであるエスが純粋に体現している「理想のアイドル」という顔を、同じくメロアスのリーダーであるジュイスも完璧に纏っているのです。
エスプリのリーダーであるエスが純粋に体現している「理想のアイドル」という顔を、同じくメロアスのリーダーであるジュイスも完璧に纏っているのです。
(1)完璧な偶像を崩す、ラストの「泥臭い人間味」
しかし、エスの香水が最後まで透明な花々(Rose / Jasmin等)でピュアに終わる一方で、ジュイスの香水は時間が経つにつれて変貌を遂げます。
最後に現れるのは、仄暗い大地を思わせる「モス(オークモス)」と、古くから祈りや儀式に使われてきた「バルサム(樹脂)」です。
しかし、エスの香水が最後まで透明な花々(Rose / Jasmin等)でピュアに終わる一方で、ジュイスの香水は時間が経つにつれて変貌を遂げます。
最後に現れるのは、仄暗い大地を思わせる「モス(オークモス)」と、古くから祈りや儀式に使われてきた「バルサム(樹脂)」です。
(2)香りが示す、ジュイスの葛藤と重い執着
誰からも愛される完璧な姿(グリーンアップルの香りの錯覚)の奥底には、ナイスPへの強い想いと、アイドルとしての自分を完全には認めきれない仄暗い葛藤がドロドロと渦巻いている…。
試香会では確認できなかったラストノート、そこに表れるであろうジュイスの執着を、その結末を実際に肌で確かめたくなる、なんとも罪深い香りです。
誰からも愛される完璧な姿(グリーンアップルの香りの錯覚)の奥底には、ナイスPへの強い想いと、アイドルとしての自分を完全には認めきれない仄暗い葛藤がドロドロと渦巻いている…。
試香会では確認できなかったラストノート、そこに表れるであろうジュイスの執着を、その結末を実際に肌で確かめたくなる、なんとも罪深い香りです。

【総評】
「完璧な爽やかさ」と「重い情熱」を両立させる香り
爽快なグリーンアップルのような柑橘系のジューシーな香りから、クラシカルで重厚な香りへと沈み込んでいくこの香水は、少し隙のない「きちんとした」印象を与えます。
すれ違った瞬間は「清潔感があって親しみやすい人」という印象を与えつつ、時間が経つにつれてヴィンテージライクな重みが出てくることが予想され、爽やかな香りが好みだけど、大人っぽさも欲しい、そんな方にぴったりの香りだと感じました。
「完璧な爽やかさ」と「重い情熱」を両立させる香り
爽快なグリーンアップルのような柑橘系のジューシーな香りから、クラシカルで重厚な香りへと沈み込んでいくこの香水は、少し隙のない「きちんとした」印象を与えます。
すれ違った瞬間は「清潔感があって親しみやすい人」という印象を与えつつ、時間が経つにつれてヴィンテージライクな重みが出てくることが予想され、爽やかな香りが好みだけど、大人っぽさも欲しい、そんな方にぴったりの香りだと感じました。
久遠舞珠:無垢な花束から神秘的な甘さへ沈む危険な香り
仄かに香る柑橘の爽やかさに、ラベンダーやバイオレットのハーバルで透明感のあるフローラルブーケへ。やがて濃厚なバルサムとバニラの甘さが余韻となり柔らかく広がる、奥深く神秘的な香り。
(公式の解説文より)
【香りの構成】
Top:Bergamot / Lemon
Middle:Lavender / Violet / Jasmin
Last:Moss / Balsam / Vanilla / Amber / Sandalwood
▼ 構成から予想される香り
端正で折り目正しいトップから、ラベンダーなどの静かな花々へ。
この落ち着いた流れは、「バランサーで常識人」という舞珠のグループ内の役割にぴったり合致します。
しかしそこから一転して、バニラの刺激的な甘さとバルサムの神秘性が絡み合うため、奥底に極端な二面性を隠し持っている構成です。
端正で折り目正しいトップから、ラベンダーなどの静かな花々へ。
この落ち着いた流れは、「バランサーで常識人」という舞珠のグループ内の役割にぴったり合致します。
しかしそこから一転して、バニラの刺激的な甘さとバルサムの神秘性が絡み合うため、奥底に極端な二面性を隠し持っている構成です。
【実際の第一印象】
甘いけれど少しスパイシー。舞珠の可愛らしく溌溂としながらも、少し毒気のあるビジュアルイメージととても合っています。
ふんわりと甘い香りながらも、どこかツンとする気高さがあり、エスプリの「ユメ」の香水と骨格がよく似ていると感じました。
甘いけれど少しスパイシー。舞珠の可愛らしく溌溂としながらも、少し毒気のあるビジュアルイメージととても合っています。
ふんわりと甘い香りながらも、どこかツンとする気高さがあり、エスプリの「ユメ」の香水と骨格がよく似ていると感じました。

【香りが暴く裏の顔】
1.「透明感のあるフローラル」が隠す危険な本性
(1)清楚な花束が描く「愛らしい表の顔」
舞珠といえば、明るく溌溂として可愛らしく、サービス精神に溢れたキャラクター。
公式説明にある「透明感のあるフローラルブーケ」は、まさにそんな幼気で愛らしい舞珠のパブリックイメージをうまく表現しています。
舞珠といえば、明るく溌溂として可愛らしく、サービス精神に溢れたキャラクター。
公式説明にある「透明感のあるフローラルブーケ」は、まさにそんな幼気で愛らしい舞珠のパブリックイメージをうまく表現しています。
(2)命知らずの危うさと深く沈み込む「神秘的な甘さの沼」
しかし、蓋を開ければ過去に何度も死にかけているにも関わらず芸を辞めない命知らず。
舞台を降りても、DM疑惑など、ヒヤヒヤするような綱渡りも平気でやってのける危うさを持っています。
表向きの朗らかなフローラルで油断させておいて、少しのピリっとするようなスパイシーさで不意をつき、最後は「バニラ」の強烈な甘さと「バルサム(樹脂)」のねっとりとした神秘性で絡め取って、本性が全く掴めないまま深く引きずり込まれていく……。
まさに舞珠特有の「沼」構成が、このラストノートの変化に完璧に現れていました。
しかし、蓋を開ければ過去に何度も死にかけているにも関わらず芸を辞めない命知らず。
舞台を降りても、DM疑惑など、ヒヤヒヤするような綱渡りも平気でやってのける危うさを持っています。
表向きの朗らかなフローラルで油断させておいて、少しのピリっとするようなスパイシーさで不意をつき、最後は「バニラ」の強烈な甘さと「バルサム(樹脂)」のねっとりとした神秘性で絡め取って、本性が全く掴めないまま深く引きずり込まれていく……。
まさに舞珠特有の「沼」構成が、このラストノートの変化に完璧に現れていました。
2.ユメと共通する「無垢な毒気」の骨格
一見するとグループのバランサーで常識人な舞珠ですが、ユメの構成と比較すると、彼が根底に「一筋縄ではいかない毒気」をしっかり内包していることが分かります。
一見するとグループのバランサーで常識人な舞珠ですが、ユメの構成と比較すると、彼が根底に「一筋縄ではいかない毒気」をしっかり内包していることが分かります。
参考:ユメの香水構成
Top:White peach / Bergamot / Lemon
Middle:Lavender / Violet / Jasmin
Last:Amber / Musk / Iris / Oakmoss / Sandalwood
ご覧の通り、「Bergamot / Lemon」の始まりから、「Lavender / Violet / Jasmin」という香りの心臓部、そして土台となる「Amber / Sandalwood / Moss」まで、2人の香水は驚くほど骨格が一致しています。
(1)花束から急転。ラストの「甘く危険な本性」
しかし、ユメが「Musk」や「Iris」といったストレートな感情や無垢な生っぽさを含んでいるのに対し、舞珠のラストノートには純粋さを示す香料がなく、代わりに「Vanilla」と「Balsam」という強烈なスパイスが据えられています。
これが、無垢な毒(素直さの裏返し)とは一線を画す「猛毒」の正体です。
しかし、ユメが「Musk」や「Iris」といったストレートな感情や無垢な生っぽさを含んでいるのに対し、舞珠のラストノートには純粋さを示す香料がなく、代わりに「Vanilla」と「Balsam」という強烈なスパイスが据えられています。
これが、無垢な毒(素直さの裏返し)とは一線を画す「猛毒」の正体です。
(2)香りが示す、大人の危うさと甘い罠
表向きは折り目正しいのに、一度踏み込むと抜け出せないようなねっとりとした重い甘さと大人の色気。
舞珠が持つ「危うい疑惑」も、この危険なラストノートに配置された香りを見れば、深く納得させられてしまいます。
表向きは折り目正しいのに、一度踏み込むと抜け出せないようなねっとりとした重い甘さと大人の色気。
舞珠が持つ「危うい疑惑」も、この危険なラストノートに配置された香りを見れば、深く納得させられてしまいます。

【総評】
「上品な隙」を作る、センシュアルな大人の香り
折り目正しいラベンダーから、ねっとりとしたバニラとバルサムへ沈み込むこの香りは、「上品に見えて実は危険」というギャップのある香りです。
甘い香りは好きだけど、大人っぽさも欲しい、少しだけミステリアスな色気を出したい、そんな方にぴったりの香水だと感じました。
誰の心の奥にも潜んでいる、密かな危うさを静かに引き出してくれる、魅惑的な香りです。
「上品な隙」を作る、センシュアルな大人の香り
折り目正しいラベンダーから、ねっとりとしたバニラとバルサムへ沈み込むこの香りは、「上品に見えて実は危険」というギャップのある香りです。
甘い香りは好きだけど、大人っぽさも欲しい、少しだけミステリアスな色気を出したい、そんな方にぴったりの香水だと感じました。
誰の心の奥にも潜んでいる、密かな危うさを静かに引き出してくれる、魅惑的な香りです。
円果望見:奥に艶やかな甘さを隠したフローラルノート
レモンやライムの爽やかな柑橘から、フリージア、ローズ、イランイラン、ジャスミンなどが織りなすフローラルブーケの、美しく高級感のある香りへ。最後はムスクやアンバーの艶のある甘さが心地よい香り。
(公式の解説文より)【香りの構成】
Top:Lemon / Lime / Pear
Middle:Freesia / Jasmin / Damask Rose / Muguet / Violet / Geranium / Ylang-Ylang / Leafy Green
Last:Amber / Sandalwood / Musk / Iris
▼ 構成から予想される香り
洋梨の愛らしい甘さから始まり、中盤は熱量が高く官能的な花々が溢れ出し、最後は人肌のような温かいムスクで包み込む、圧倒的に愛情深い香り。
冷たい美貌の「女王様キャラ」という鋭利なビジュアルイメージとは裏腹に、構成を見る限りでは驚くほど柔らかく、棘のない印象を受けます。
洋梨の愛らしい甘さから始まり、中盤は熱量が高く官能的な花々が溢れ出し、最後は人肌のような温かいムスクで包み込む、圧倒的に愛情深い香り。
冷たい美貌の「女王様キャラ」という鋭利なビジュアルイメージとは裏腹に、構成を見る限りでは驚くほど柔らかく、棘のない印象を受けます。
【実際の第一印象】
正直、一番意外な香りだったかもしれません。
柔らかくフローラル、女性的な良い香り。
アイドルとしての「女王様」的なキャラクター性が強いため、私は当初もっとスパイシーでクセのある香りを想像していました。
だからこそ、実際に嗅いだ時の優しくふわりとした華やかな香りに驚かされました。
一方で、「ハイブランドを纏った強い女性の香り」と評する方もおり、嗅ぐ人やタイミングによって全く違う顔を見せる、とても多面的な香りです。
正直、一番意外な香りだったかもしれません。
柔らかくフローラル、女性的な良い香り。
アイドルとしての「女王様」的なキャラクター性が強いため、私は当初もっとスパイシーでクセのある香りを想像していました。
だからこそ、実際に嗅いだ時の優しくふわりとした華やかな香りに驚かされました。
一方で、「ハイブランドを纏った強い女性の香り」と評する方もおり、嗅ぐ人やタイミングによって全く違う顔を見せる、とても多面的な香りです。

【香りが暴く裏の顔】
1.女王様の仮面に隠された「愛らしさ」と「猛毒」
(1)クセの強い鎧の内側にある「猫のような愛らしさ」
実装後に明らかになっていく望見の姿は、わがままとマイルールっぷりこそしっかりとあるものの、己を好いてくれる者に対してのオープンマインドは割と早く、どちらかというと懐けば甘々な猫のような愛らしさを感じます。
香りで表現してきたのは、望見が纏っている「クセの強い女王様の姿」ではなく、その内側にあるこの「素直で愛らしい本性」だったのではないでしょうか。
実装後に明らかになっていく望見の姿は、わがままとマイルールっぷりこそしっかりとあるものの、己を好いてくれる者に対してのオープンマインドは割と早く、どちらかというと懐けば甘々な猫のような愛らしさを感じます。
香りで表現してきたのは、望見が纏っている「クセの強い女王様の姿」ではなく、その内側にあるこの「素直で愛らしい本性」だったのではないでしょうか。
(2)甘い花束に潜む、食虫植物のような「猛毒」
しかし、この香りにはフローラル特有の「毒」も隠されています。
ミドルノートで咲き誇るジャスミンとイランイランは、濃厚になると生々しい肉感や退廃的な匂いを放ちます。
さらに、ダマスクローズに寄り添うゼラニウムが、ふとした瞬間に刃物のようなメタリックな冷たさを覗かせます。
様々に折り重なる花々が、官能的な香りで相手の思考を奪い、油断して近づいた獲物を絡め取り決して逃がさない。そんな甘い毒が仕掛けられているのです。
しかし、この香りにはフローラル特有の「毒」も隠されています。
ミドルノートで咲き誇るジャスミンとイランイランは、濃厚になると生々しい肉感や退廃的な匂いを放ちます。
さらに、ダマスクローズに寄り添うゼラニウムが、ふとした瞬間に刃物のようなメタリックな冷たさを覗かせます。
様々に折り重なる花々が、官能的な香りで相手の思考を奪い、油断して近づいた獲物を絡め取り決して逃がさない。そんな甘い毒が仕掛けられているのです。
2.巴日和と完全に一致する「愛の花束」
さらに、私の所持している日和の香水と香りが似ているなと思い、成分を分解してみると、なんと日和の香水とほぼ同じ「極めて華やかで愛情深いフローラルブーケ」を抱えていることが分かりました。
さらに、私の所持している日和の香水と香りが似ているなと思い、成分を分解してみると、なんと日和の香水とほぼ同じ「極めて華やかで愛情深いフローラルブーケ」を抱えていることが分かりました。
参考:巴日和の香水構成
Top:Muguet / Geranium / Magnolia / ylang-ylang
Middle:Jasmin / Rose / Violet
Last:Musk / Amber
文字の配置が違うだけで、【Muguet / Geranium / Ylang-ylang / Jasmin / Rose / Violet】という香りの中心となる6つの花、そしてベースの【Musk / Amber】が完全に一致しています。
望見の香水には、メロアスの他メンバーと違い、ハーブやスパイスなどの「尖った冷たい要素」は一切入っていないのです。
望見の香水には、メロアスの他メンバーと違い、ハーブやスパイスなどの「尖った冷たい要素」は一切入っていないのです。
(1)視覚と嗅覚の強烈なギャップ
ルールで自分を縛り、時に自滅する危うさを持ち、ファンが求める「冷たい女王様キャラ」を完璧に演じている望見ですが、香水は望見の本質を隠してくれませんでした。
ルールで自分を縛り、時に自滅する危うさを持ち、ファンが求める「冷たい女王様キャラ」を完璧に演じている望見ですが、香水は望見の本質を隠してくれませんでした。
(2)香りが示す、素直で不器用な愛らしさ
トップノートの洋梨(ペアー)が示す無防備な愛嬌、そしてラストのムスクが語る不器用な純粋さ。
冷たい鎧の下には、日和のような圧倒的な温かさや愛情を持ち「浮世離れしているけれど、どこか憎めない愛されキャラクター」が隠れていたのです。
トップノートの洋梨(ペアー)が示す無防備な愛嬌、そしてラストのムスクが語る不器用な純粋さ。
冷たい鎧の下には、日和のような圧倒的な温かさや愛情を持ち「浮世離れしているけれど、どこか憎めない愛されキャラクター」が隠れていたのです。

【総評】
「尖った鎧」を溶かす、無防備でピュアなフローラル
爽やかで愛らしい洋梨(ペアー)から、華やかで熱量の高いフローラルブーケへ、そして人肌のような温かいムスクへと包み込まれるこの香りは、「冷たい美貌に見えて実はとても愛情深い」という最高のギャップを持った香りです。
普段はクールな印象を持たれがちだけれど本当は親しみやすさを伝えたい時や、大切な人にだけ自分の素直な温かさをそっとアピールしたい、そんな方にぴったりの香水だと感じました。
不器用だけれど純粋な愛らしさを、香りが代わりに伝えてくれます。
「尖った鎧」を溶かす、無防備でピュアなフローラル
爽やかで愛らしい洋梨(ペアー)から、華やかで熱量の高いフローラルブーケへ、そして人肌のような温かいムスクへと包み込まれるこの香りは、「冷たい美貌に見えて実はとても愛情深い」という最高のギャップを持った香りです。
普段はクールな印象を持たれがちだけれど本当は親しみやすさを伝えたい時や、大切な人にだけ自分の素直な温かさをそっとアピールしたい、そんな方にぴったりの香水だと感じました。
不器用だけれど純粋な愛らしさを、香りが代わりに伝えてくれます。
甘楽チトセ:洗練されたハーバルノートと大人の艶やかな甘さ
爽やかなレモンやベルガモットに、ビターなライム。そこにユーカリやローズマリーの涼やかなハーバル調の香りが重なり合う。最後はマスキュリンな印象を持つレザーに、アンバーやバニラの艷やかな甘さが見事に調和した、スタイリッシュで洗練された香り。
(公式の解説文)【香りの構成】
Top:Bergamot / Lemon / Lime
Middle:Eucalyptus / Lavender / Rosemary / Petitgrain / Jasmin / Rose / Muguet / Violet
Last:Vanilla / Amber / Sandalwood / Cedarwood / Cardamom / Leather
▼ 構成から予想される香り
クリーンな柑橘から始まり、一見すると「柔らかな好青年・王子様」というビジュアルイメージ通りのふんわりとした甘さ。
しかし、続くユーカリなどの冷たく鋭利なハーブや、カルダモンの刺激とレザー(皮革)の渋みにより、王子様の仮面の下に複雑で危険な顔を隠し持っていることが読み取れる構成です。
クリーンな柑橘から始まり、一見すると「柔らかな好青年・王子様」というビジュアルイメージ通りのふんわりとした甘さ。
しかし、続くユーカリなどの冷たく鋭利なハーブや、カルダモンの刺激とレザー(皮革)の渋みにより、王子様の仮面の下に複雑で危険な顔を隠し持っていることが読み取れる構成です。
【実際の第一印象】
他の3人については、感想が割とすぐにまとまったのですが、チトセだけはなかなか形容が難しく、何度も嗅ぎ直してしまいました。
香りの強さとしては、他3人と比べると少し弱め。
ユーカリやレザーなど、構成だけを見るとなかなかクセの強い要素を持っていますが、一嗅ぎした時点では特に違和感を感じませんでした。
ビジュアルイメージ通りの、清潔感があり万人に受けそうな無害で整った良い香り。
しかし、後からジワジワと形容しがたい「クセ」が姿を現します。
このクセこそが、チトセの香りの印象を決定するのに難航した原因でもありました。
他の3人については、感想が割とすぐにまとまったのですが、チトセだけはなかなか形容が難しく、何度も嗅ぎ直してしまいました。
香りの強さとしては、他3人と比べると少し弱め。
ユーカリやレザーなど、構成だけを見るとなかなかクセの強い要素を持っていますが、一嗅ぎした時点では特に違和感を感じませんでした。
ビジュアルイメージ通りの、清潔感があり万人に受けそうな無害で整った良い香り。
しかし、後からジワジワと形容しがたい「クセ」が姿を現します。
このクセこそが、チトセの香りの印象を決定するのに難航した原因でもありました。

【香りが暴く裏の顔】
1.甘い王子様の仮面の下から匂い立つ「マスキュリンな香り」
(1)誰からも愛される「理想の王子様」というパッケージ
グループのオールラウンダーであり「王子様」、アイドルとして誰からも愛される顔を見せているチトセ。
しかし、実際に試香した多くの方が「最初は柔らかいのに、後から急に男っぽさを感じる」とどよめいたように、チトセの香水の真骨頂はこの強烈なギャップにあると考えます。
グループのオールラウンダーであり「王子様」、アイドルとして誰からも愛される顔を見せているチトセ。
しかし、実際に試香した多くの方が「最初は柔らかいのに、後から急に男っぽさを感じる」とどよめいたように、チトセの香水の真骨頂はこの強烈なギャップにあると考えます。
(2)油断した瞬間に引きずり込まれる、マスキュリンで危険な「沼」
香水で表現してきたのは、表向きの「無害で優しい姿」で相手の警戒心を完全に解き、すっかり油断して踏み込んだ瞬間に、マスキュリン(男性的)で危険な本性を見せつけるという逃げ場のない沼の構造。
絵本の中の王子様のようなルックスに隠された、危険な香りのする男性像と、相手を掌握するような底知れなさこそが、この形容しがたい香りの正体だったのではないでしょうか。
香水で表現してきたのは、表向きの「無害で優しい姿」で相手の警戒心を完全に解き、すっかり油断して踏み込んだ瞬間に、マスキュリン(男性的)で危険な本性を見せつけるという逃げ場のない沼の構造。
絵本の中の王子様のようなルックスに隠された、危険な香りのする男性像と、相手を掌握するような底知れなさこそが、この形容しがたい香りの正体だったのではないでしょうか。
2.カンナに似た「クリーンな」側面
カンナの香水を持っているため、香りの印象が少し似ていると思い、成分の比較をしてみました。
トップからミドルにかけてはカンナにも通じる、無個性なほどに整ったクリーンな甘さで構成されています。
カンナの香水を持っているため、香りの印象が少し似ていると思い、成分の比較をしてみました。
トップからミドルにかけてはカンナにも通じる、無個性なほどに整ったクリーンな甘さで構成されています。
参考:カンナの香水構成
Top:Lemon / Lime
Middle:Leafy green / Aqua / Muguet
Last:Musk / Amber
チトセもトップに【Lemon / Lime】、ミドルに【Muguet】を持ち、第一印象は相手を安心させるような、柔らかく爽やかな香りで構成されています。
他の3人と比べて最初は香りを弱く感じたのも、この「誰からも愛される顔」をトップノートで意図的に見せているからでしょう。
他の3人と比べて最初は香りを弱く感じたのも、この「誰からも愛される顔」をトップノートで意図的に見せているからでしょう。
(1)後から這い寄る、形容しがたい「毒」
しかし、カンナが最後まで透明感(Aqua / Musk)で終わるのに対し、チトセの甘い仮面の奥からは、時間が経つにつれて「Eucalyptus(ユーカリ)」の無機質な冷たさと、「Cardamom(カルダモン)」「Leather(レザー)」の渋みがちくっと針のように刺さってきます。これが、後からじわじわと効いてくる「大人の毒気」の正体です。
しかし、カンナが最後まで透明感(Aqua / Musk)で終わるのに対し、チトセの甘い仮面の奥からは、時間が経つにつれて「Eucalyptus(ユーカリ)」の無機質な冷たさと、「Cardamom(カルダモン)」「Leather(レザー)」の渋みがちくっと針のように刺さってきます。これが、後からじわじわと効いてくる「大人の毒気」の正体です。
(2)香りが示す、チトセの冷徹さと支配
過去に望見を同居させて養い、無理になったらあっさりと「バイバイした」というエピソード。
まるで相手をペットのように扱い、執着をスッと切り離せる彼の底知れない冷徹さが、この無菌室のようなハーブと、支配(首輪)を暗示するレザーの香りに完璧に表現されています。
最初は甘く優しい顔で入り込み、気づけば逃げられないように支配している…。
チトセという人間の底知れなさを体現した香りです。
過去に望見を同居させて養い、無理になったらあっさりと「バイバイした」というエピソード。
まるで相手をペットのように扱い、執着をスッと切り離せる彼の底知れない冷徹さが、この無菌室のようなハーブと、支配(首輪)を暗示するレザーの香りに完璧に表現されています。
最初は甘く優しい顔で入り込み、気づけば逃げられないように支配している…。
チトセという人間の底知れなさを体現した香りです。

【総評】
香る甘さと爽快な柑橘から、洗練されたマスキュリンへ
誰からも好かれる清潔感のある柑橘系の香りから、無機質なハーブ、そして危険なレザーと甘いバニラへ。
最初は「万人受けする良い香り」を装いながら、後から形容しがたい複雑な本性を現す、とてもミステリアスでスタイリッシュな香りです。
クリーンな親しみやすさは保ちつつも、どこか「誰にも心を踏み込ませない」ようなクールで知的なオーラを纏いたい。
そんな、媚びない芯の強さを演出したい方にぴったりの香水だと感じました。
香る甘さと爽快な柑橘から、洗練されたマスキュリンへ
誰からも好かれる清潔感のある柑橘系の香りから、無機質なハーブ、そして危険なレザーと甘いバニラへ。
最初は「万人受けする良い香り」を装いながら、後から形容しがたい複雑な本性を現す、とてもミステリアスでスタイリッシュな香りです。
クリーンな親しみやすさは保ちつつも、どこか「誰にも心を踏み込ませない」ようなクールで知的なオーラを纏いたい。
そんな、媚びない芯の強さを演出したい方にぴったりの香水だと感じました。

おわりに
ビジュアルという「視覚の嘘」を、香水という「嗅覚の真実」が見事に暴いてくれた、非常に濃密な体験でした。
今後、ストーリーの中でこの「裏の顔」をどのように見せてくれるのか。手元にお迎えして、ラストノートが肌の上でどう溶け合っていくのかを確かめるのが、今から楽しみでなりません。
とにかくメロアスは、濃いですね!混ぜられてる香りの種類も多岐に渡り、ラストノートで個性や毒を見せつけられ、その魅力は計り知れません…!
今後、ストーリーの中でこの「裏の顔」をどのように見せてくれるのか。手元にお迎えして、ラストノートが肌の上でどう溶け合っていくのかを確かめるのが、今から楽しみでなりません。
とにかくメロアスは、濃いですね!混ぜられてる香りの種類も多岐に渡り、ラストノートで個性や毒を見せつけられ、その魅力は計り知れません…!
皆さんもぜひ彼らの「本当の姿」を香りで確かめてみてくださいね。
なお、私は全員購入するつもりです…!
なお、私は全員購入するつもりです…!